スタッフの思い
Staff
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KYOKO
Chief Earth and Human Supporter
清野恭子@奈良県在住
幼いころ、父親に連れられて歩いた田んぼの畦道。
キャベツの葉にいる青虫が、サナギになり、蝶になるときの不思議。
毎年、初夏の夜に探すホタルの、小さな灯が見えた時「まだ、居てくれた!」と安堵する瞬間。
気づかぬうちに、自然から、数えきれない宝ものをもらっていたのだと思います。
大人になって、都会の中で急き立てられるように生きていた時も、
どこかに「いつか自然の中で暮らしたい」という想いが、いつも心の片隅にありました。
そんな中、ご縁あって家族で移住したニュージーランドでの大自然に囲まれた暮らしでは、
生まれくるいのち
去りゆくいのち
今を生きるいのち
たくさんのいのちの形から、
この世の中には、良いも悪いも、正しいも間違いもなく、
海や森や大地に還り、また生まれながら、ただ連綿と繋がりあっているのだと教えてもらいました。
全てを洗い流し、育んでくれる海や森、
優しい笑顔を投げかけてくれる人々をみていると、
私たちは本来、往古来今・四方上下、全てが繋がりあい、永劫回帰なのだと分かります。
なのに何故、戦いや競争が起こったり、自らいのちを絶つ人がいるのだろう。
何故ヒトは、恐れや不安、怒りに囚われてしまうのだろう。
何故、必要以上のいのちを奪ってしまうのだろう。
ヒトは何のために生きているのか?
幸せとは?いのちとは?
そんなことを考えるようになったとき、
「歌や料理、農作業など、それぞれが好きなことをしながら自分を最大限に表現し、
「いのち」や「幸せ」「生きる」「お金」のことなどを自由にまなびあえる、学校のような場所」で、
誰もが活き活きと輝いている夢を見ました。
私は、そんな愛に溢れた「まなびや」をつくるんだ!
真夜中に起きだし、夢の中で見たことをノートに書き起こしました。
それが私の道になったのです。
そんな時に本の中で出逢ったのが、シューマッハ・カレッジ創設者サティシュ・クマールさん。
30年以上も前から、私が目指す「まなびや」のような学校を運営されていると知って、
「サティシュさんの話を聞きたい!講演会をしたい!!」と沸き起こりました。
コロナを経て2024年。
シューマッハ・カレッジが閉鎖の危機にあると知り、
「(サティシュさんの講演会、)今やらなくて、いつやるんだ!?」との思いに駆られ、
支援を兼ねた講演会を主催させてくださいとMiyuさんを通じてお願いしました。
その時の私にとって、それは ”清水の舞台から飛び降りる”気分!
ですが、それまでサティシュさんやシューマッハ・カレッジが30年以上にわたって変わらず発信されてきた
”愛”でつながる人の輪は、想像していた以上に、とてつもなく優しく、大きく、揺るぎないものでした。
ほとんど初めて出逢う人たちなのに、遠い過去から繋がっている・・・
そう思える、たくさんの方に支えていただいて講演会は大成功!無事にサティシュ・クマール財団へ、
収益を寄付させていただくことができたのです。
そんな風にして、未来の地球から贈られた一粒の種が、
私の小さなアクションから芽を出し、皆さまの愛に支えられてむくむくと成長。
そして今、気づいたら、ここにおります。
「一人ひとりにミラクルを起こし
全てに愛を与えるシューマッハ・カレッジのフィロソフィーを通じてなら
世界を変えられる!」
「シューマッハ・カレッジを通じて出逢った人たちとなら
必ず実現できる!!」
心から、そう信じられる世界を、シューマッハ・カレッジは見せてくれます。
私たち自身の手で紡ぎだす
いのち輝く、未来の地球✨✨
もうひとつの地球🌏
イギリスと日本
海と森に囲まれた豊かな風土が紡ぎだしてきた、連綿とつながる教えを自らのものにして、
思いっきり遊び、学ぶ、愛の世界にダイブしましょう!!
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JONY
Chief Happiness Supporter
栗原志功@池袋在住
幸せについて考えていた。
長いこと、僕は、幸せについて考えていた。
なぜ、これだけ多くの人が傷ついているのか。
文明の進化のスピードに、あるいは進化の仕方に、もう人間の心が追いついていけないんだ。
そう考えた。
本来は、元来存在する自然があり、ごく最近誕生した人間がいて、人間活動によって花ひらく文明がある。
しかし現代は、文明が暴走し、人間は文明に従い、自然はコントロール可能だと思われている。
本来は、人間の幸せを助けるはずの文明が、いつの間にか主役に立ち、
人間の幸せの土台である自然を削り取っていく。
本末転倒の明快な事例として辞書に載せてもいいくらいだ。
元来、人間にはレジリエンス力がある。
心や身体が傷ついても、自身や周囲のサポートで快復、強化、成長していく。
だから傷つくことはネガティブではない。
しかしだ。
快復のスピードを遥かに上回るほど、傷つけられるとあっては、為す術がないではないか。
だから、立ち止まろうよ。そして人間とはなんだ。
自然とはなんだ。
幸せとはなんだ。
長いこと当たり前だと思わされていたことをゼロから考え直そうでないか。
暴走して高熱になってしまったパソコンは、熱を冷ましてリセットボタンを押す必要があるよね。
そうでなければ崩壊してしまうからね。人間もそうだ。だから、ヒューマンリセットをしよう。
そして僕は、偶然という名の必然によって、シューマッハ・カレッジに迎え入れられた。
一歩踏み入れた時から安心感を感じる心地良さがあった。
まるで実家のような安心感。
初めてなのに、慣れているように感じる不思議さ!
だから、シューマッハ・カレッジを実家だと思うことにしたんだ。
どんなに都会で擦り減らして、疲れ果てても、実家に行くとあっという間にリセットされるんだよね。
都会で、”見えないどころか存在すらしない敵”と無意味に戦っていた自分に気付かされて、鎧を脱げるの。
防御力ゼロでいいんだってね。
そもそも鎧を着ているから、周りの人間や自然(地球)と壁ができちゃうんだよね。
ヒューマンリセットして、自然の中でありのままを受け入れていたら、思い出してきた。
地球の一部である人間としての大いなる役割を。
嗚呼、人間らしく在りたい。破壊者としてではなく、癒し人としての役割を全うしたい!
そんな思いを忘れそうになった時、還る場がシューマッハ。
人や自然、地球を癒して持続可能にしていく人間らしさを思い出させてくれるヒューマンリジェネの場なんだ。
リセットどころか、リジェネの場なのよ。それが私たちの実家、シューマッハ・カレッジ。
この感覚を地球中の、多くの人に知ってほしい!
時代がいくら変わっても、変わらないこの感覚を遺したい!
美しき地球と、愛に包まれた生きとし生けるもの全てが、果てしない未来にあっても、
変わらず美しく、愛に包まれていてほしいから。
そうだ!これこそが幸せだ!と、1億年先も感じていてほしいんだ。
心の底から願うよ。
どうだい?これを読んでいる1億年後の君は、共感してくれるかい?
なに当たり前のこと言ってんの?と、ばかにしてくれるかい?
(最後に気づいた。ばかにされるって、最幸だな。)

MIYU
Chief Visionary Supporter
常井美幸@イギリストットネス在住
突然、シューマッハ・カレッジ閉鎖のニュースが飛び込んできたのは2024年9月。
その日を境に、私の人生は思ってもみなかった方向に流れ出したのです。
私は、小さなころからイギリスに住みたいという夢をもっていました。
自然と共にある暮らし、オーガニックな食のあり方にも興味をもっていました。
2019年夏に、シューマッハ・カレッジのことを知ったとき
「ここは私のためにある!」と思いました。
だって、そこはイギリスにある森に囲まれた大学院大学で、
科学とスピリチュアリティを統合し、
「わたしたちが幸せであることのエッセンス」
を教えてくれる世界屈指の場所だそうなんですもの。
そしてなんとカレッジには「食と農業」を学ぶ
半年間の住み込みコースがあるんですもの!
すぐさまバスっと申し込みボタンを押し、2022年春に鼻息荒く渡英。
半年間のコースを終えても、シューマッハ・カレッジの魔法にかかっていた私は、
そのまま現地に居ついてしまいました。
その間、たくさんの日本人の方たちがカレッジを訪れてくれ、
そのお世話やツアーのアレンジをしているうちに、
シューマッハ・カレッジと日本をつなぐのが私の役目だと思いました。
私自身が楽しみながら、地球を良い場所にできるライフワークが見つかって幸せでした。
その矢先に届いたのが「カレッジ閉鎖」のニュースだったのです。
私の愛する場所を守りたい。
シューマッハ・カレッジの学びやフィロソフィーをもっともっと日本のみんなに広めたい。
急遽クラウドファンディングを立ち上げ、恭子さんとジョニーさんに声をかけ、それが「Schumacher College Supporters」設立、
ジャパン・フェスの運営へとつながりました。
今後は「Schumacher College Supporters」の活動を通して、
ひとと地球、そして人間以上のものたちを幸せにしていけたら、
こんなに嬉しいことはありません。
わたしたちと一緒に歩いていってくださいませ。