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*シューマッハ・カレッジ再生支援クラウドファンディングの
リターンとして実施した3つの体験授業のアーカイブを
vimeoで販売(会員価格3300円、一般価格6600円)して います。
(※会員価格での販売は只今準備中です)
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「目からウロコの社会システム変換」byロビン・デカルテレット
私たちが当たり前と思っている現代の「社会システム」に関する思い込みを根本から崩す授業です。
現代はVUCAの時代と言われ、私たちは不確実性の高い社会を生きています。
拡がる経済格差や気候変動、未曾有の大地震など、
次から次へと生態系、経済、社会的危機に直面しています。
これは、私たちが陥りがちな直線的で機械的な考え方のせいかもしれません。
だとしたら、それに代わるものは何でしょう?
驚きのムービー、インタラクティブなワークやゲーム、ディスカッションを織り交ぜながら、
リビング・システムの視点を体感し、新しい目で社会を捉える視点を育みます。
世界が180度変わる体験を、ぜひ共に楽しみましょう!
2024年の春にシューマッハカレッジに行った友人の話を聞いて、
「いつか自分も受講してみたい…!!!!」と願っていた、ロビン先生の「目からウロコの社会システム変換」の講義、
ぜひ、実際に誰かと一緒に“体感“したい…!と、
奈良県月ヶ瀬で開催された現地会場で受講させていただきました。
"個"と"社会"の関わりと動き、そこにはたらくシステムの違いによって生じる結果?反応?が違う!!!こんな風に違う‼︎‼︎‼︎ということを、
「ありがたいお話を、ただただ、聞いて頭に知識として入れる…」
という形にどどまらず、
内容について実際に身をもって「体感」しながら、誰かと一緒に学ぶ、というお時間、
とても面白く、非常に楽しい時間でした。
『システムを、俯瞰する』
日頃思いもよらない視点からのsuggestions。
帰宅後は、大興奮して家族に体験した内容を伝えました。
併せて開催されたシューマッハカレッジから一時日本帰国中のミユさんの撮影された
『自然とコミュニティの菜園から』の上映会&みんなで持ち寄りランチ。
シューマッハカレッジのGaia's kitchenから、さつまいもとフェンネルのスープ‥
皆さんが届けてくださった、「シューマッハカレッジの風」を感じて、非常に楽しませていただきました。月ヶ瀬に集まった皆さんとの交流も味わい深く、ほんとうに貴重な体験となりました。
「講義をより味わえるように…!」と工夫を凝らして企画をご準備いただけたことに、
心から感謝です。ありがとうございました。
参加する前は、どんな内容なのか分からず、理解できるか不安でした。でも、始まってみると、とても分かりやすく楽しめました。特に、参加者全員で頭だけでなく体も動かしながら考えることで一体感も生まれたのが良かったと思います。
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「いま、私たちに必要な経済学」byジェイ・トンプト
\地球も含めた持続可能な経済の在り方を問い直そう!/
思い込みや常識をぶっ壊して、経済のあり方をもう一度考え直してみませんか?
この授業では「経済」という言葉の意味、本質を問い直していきます。
授業では、商品の「ニーズ」について考えます。なぜこの商品が必要なのか?
それはどんなニーズを満たしているか?
実はその奥底に隠れている本質的なニーズは何か。
その本質的なニーズを満たすためには、別の形があるのではないか?
ジェイ・トンプトさんは、トットネスのトランジション活動の一環で、
2011年よりリコノミープロジェクト
(地元の起業家を、地元市民からの資金調達を直接支援するしくみ)を立ち上げ活動している経済学者です。
現代に問われる経済のあり方、そして未来の世界を考える上で必見の授業です!
私は完全に理系で、特に社会科が一番苦手。
その中でも経済学なんて「お金の話」だし、そもそも資本主義の経済社会が、地球や人間を含む生き物たちを生きづらくさせているんじゃないか……そんなふうに思っていました。
でも、今回は、せっかくの機会なので受講してみたところ、あらびっくり。
経済とは「より善く生きるためにあるもの」なんだそうです!
よく知らないのに、先入観だけで毛嫌いしていたことを反省しました。
自然や生き物好きの自分は
「虫などの小さな生き物を、よく知る前に否定しないでほしい」と思っているのに、
対象が変わると自分も同じことをしていたんだなぁ……と、しみじみ。
本来、経済は人が社会をつくり、生きていくために、適切な形で社会を支える手段のはず。
でも、いつの間にか「目的」になってしまっている。
その歪みを考えると、もしかしたら経済自身も
「そんなために生まれたんじゃないのに」
と歯がゆく思っているかもしれません。
経済も、人間が使う道具のひとつ。
だからこそ、使い方が難しいんだなと感じました。
今回の講座を通じて、少し広い視野で経済というものを見られるようになった気がします。
ちょっと、経済に関する本を読んでみてもいいかなと思えた時間でした。
「人が、地球が、みんなが幸せになる経済学の授業」
ローカル経済を回していくリコノミー経済。
学生時代に経済を専攻、資本主義経済とグローバル化の流れに疑問を持って過ごしていた自分が、親となり、働きながら子育てをする今となり、地域の・地球の一員として過ごしていく中で、まさに知りたい!という内容が満載の授業でした。
現在直面するポリクライシスに立ち向かう出発点が
「場所」と「ウェルビーイング」である、という今回の授業…!
Where we might be going? What are our needs? という問い。
「商業主義から離れたところにあるneedsを満たす方法も、実はある!」この実践のための様々なヒントや知識が自宅に居ながらにして、得られたという、とてもうれしくありがたい、貴重な時間でした。
講義の中での、ブレイクアウトルームでの参加者同士の話し合いも、視野の広がる体験となりました。
「Needsの満たし方」についてのお話を聞いたうえで、
「どう伝えていけるか?」が考えられているシューマッハの教授法、
改めて、すてきだなぁと感じました。
私も地域づくりにかかわる際や、人に何かを伝えていくときに、
今回の講義で教えていただいたことを、存分に活かしていきたい、と思いました。

「サイケデリックスの未知なる可能性」by アンディ
\サイケデリックス×メンタルヘルスの未知なる可能性を探求しよう!/
シューマッハ・カレッジでエコロジー(自然科学)を教えるアンディ先生の授業です。
アンディは、私たちがエコロジカルな自己を育む上でサイケデリックが果たしうる役割に特に焦点を当て、
現代のサイケデリックの使用とメンタルヘルスへの影響について研究しています。
リサーチ対象は、現代の英国ドルイドによる儀式やアニミズム的なサイケデリックの使用法
、またフライ・アガリックというキノコの現代的な使用法などについてです。
サイケデリックと聞けば、日本では非合法や危険なイメージが伴いますが、
ほとんどの薬物は、生理学的に安全であるとされています。
国によっては精神薬や精神療法の活用が認められつつあり、
メンタルヘルスやウェルビーイングが重要とされる現代において革新的な解決策となる可能性があります。
シューマッハカレッジの「地球はひとつの生命体」や「スモール・イズ・ビューティフル」といった価値観と、サイケデリックスというテーマがどう結びつくのか、最初は少し不思議に感じましたが、なぜか惹かれるものがあり、興味本位で講義を受けてみました。
講義では、マジックマッシュルームやLSDといった物質が、精神医療の領域で注目されているという話が印象的でした。
これらのサイケデリックスは、脳内の情報伝達の回路、特にDMNと呼ばれる自己意識や思考の繰り返しに関係する部分を一時的に静かにする働きがあると言われています。
これにより、自己という固定された枠が一時的にほどけ、過去や未来の執着から離れた“今ここ”の感覚が立ち現れるのだそうです。
このような作用が、うつ病やPTSDなど、従来の治療では効果が得られにくい症状に対して、新たなアプローチになるのではと注目されている理由にも納得がいきました。
南米のアヤワスカなども含め、古代から意識の変容をもたらす植物が用いられてきた背景には、こうした人間の深層へのアクセス手段としての役割があったのだろうと思います。
一方で、講義のなかで「深い瞑想も同じ効果があるのではないか?」
という視聴者の問いが印象に残りました。
教授は明確には答えていませんでしたが、私自身の中で、なにかひらめきのような感覚がありました。LSDを試すことはできませんが、「1週間、誰とも話さず、壁に向かって座る」というヴィパッサナー瞑想のような体験なら、自分にもできるかもしれない(とは言いながらそれもなかなかむつかしいですが)――そんな気持ちが芽生えたのです。
考えてみれば、「サイケデリックスがすごい」のではなくて、「人間の意識には、まだ知られていない可能性がたくさんある」という前提に立ったうえで、サイケデリックスはその“鍵の一つ”になりうる存在、というスタンスのほうがしっくりきます。
むしろ、そうした鍵を外側に求めるだけでなく、自分自身の内側にある意識の深層にアクセスしようとすること――たとえば、瞑想や静寂の中に身を置くこと――その試みにこそ本質的な価値があるのではないか、とも感じます。
アラン教授が伝えたかったのは、サイケデリックスの神秘性そのものもさることながら、それを通して私たちがどのように「世界とのつながり」を取り戻し、たとえば地球環境や人間の未来について“深く考える力”を再び得ること、なのかもしれません。
まだうまくまとまりませんが、講義をきっかけに、
「自分にしかできない意識の探求の旅」が始まりつつあるような、そんな感覚を覚えています。

「「世界に誇るガイア・キッチンの料理教室~スパイスコロッケ~」by フィル
カレッジのシェフ、フィルと一緒にファラフェルを作りましょう!
ファラフェル(Falafel)とは、ひよこ豆やそら豆を潰して、
スパイスやハーブなどで味付けしたものを油で揚げた豆のコロッケです。
発祥は中東、主にイスラエルやトルコなどですが、
イギリスでもヘルシーなファストフードとして大人気です。
今日は、タヒニソース(ねりごま)とつけ野菜を一緒に作ります。
フィルは、もともと豪華ヨットのシェフを勤めていました。
世界中を回りながらお金持ち相手に料理を作ることに疑問をもち、シューマッハ・カレッジに辿りついたのです。
シューマッハでは、シェフという立場を超えて、一緒にサッカーをしたり、
キャンプにでかけたり、カレッジで取れた野菜を美しい料理に転換させたり、
人生の意味を見つけたと言っていました。
その矢先のカレッジ閉鎖。ぜひフィルの応援も兼ねて、ワイワイ美味しいファラフェルを作りましょう!
コロッケを作ると聞いて、揚げ物はしない自分には関係ないかなと思い、聞くだけのつもりで参加しました。ところが、なんと“揚げないコロッケ”だったのでびっくり!
さらにもう一つびっくりが。それは、せっかくコロンと可愛く丸く作ったコロッケを、食べる前にピタパン(これも自分で作る)に野菜と一緒に挟み、その時に、、つぶす!!!
確かに、まん丸のままだと食べにくいし、かぶりついたらいずれつぶれるものではあります。でも、お皿に盛る時点でつぶすとは……衝撃的でした。
そして後日。オーブンで焼くなら自分でもできると思い、さっそく挑戦。美味しくできたけれど、実は本物を食べたことがないので、これが正解なのかは謎。
でも、自分なりの美味しさを求めて試行錯誤するのも楽しい!
ファラフェル作り、ハマりそうです。
何せ、ひよこ豆はまだまだたっぷり!
200g使うところを、うっかり1kg買ってしまいました。
少なくともあと4回は楽しめる……と言いたいところですが、実は8回分です。
なぜなら、ひよこ豆はすり鉢&すりこぎでごりごり砕くので、1度に200gは大変なのです。
次回からは100gずつ楽しむ予定です♪